おもて
バランスシートでみる北上市の財政
(平成28年3月末日現在)
・国や県から受けた補助金など 191億円
・財産を取得するために投入した 一般財源(税金・地方交付税など)
721億円
・資産評価差額 476億円
・その他一般財源
△201億円 地方債(借金)
374億円
公共資産
(インフラ・公共施設など) 1,393億円
投資等
(基金・出資金など) 144億円 流動資産
(現金預金など) 63億円
その他(退職手当引当金など) 39億円
市がこれまで整備してきたインフラや公共施設などの老 朽化が年々進行しています。
【公共資産の内訳】
○道路・公園・市営住宅など ○小中学校・幼稚園など 771億円 402億円
○市役所庁舎・交流センターなど ○観光施設・農業者施設など 124億円 42億円
○ごみ処理施設・保健施設など ○消防屯所・防災施設など 14億円 10億円
○保育園など ○その他
9億円 (現在市民サービス提供のため に使用していない財産など) 21億円
資産の部 1,600億円
純資産の部 1,187億円 負債の部 413億円 市民サービスを提供
するために市が保有 する財産
財産を取得するため に投入した財源
財産を取得するために投入した財源のうち、 将来世代が負担する部分
財産を取得するために投入した財源のうち、 過去世代または現世代が負担した部分
地方債残高は年々減少しています。
単位:億円
その他一般財源のマイナスは、翌年度以降の歳入のうち201億円分 は使途がすでに拘束されていることを表しています。
貸借対照表ともいい、北上市が市民サービスを提供するために保有 している財産(資産)と、その資産をどのような財源(負債・純資産)で まかなってきたかをまとめて対照表示した一覧表です。
バランスシートとは?
有形固定資産減価償却率(資産老朽化比率)
○北上市が保有する公共資産のうち、道路・公園・市営住宅などの土 木分野と小中学校・幼稚園などの教育分野の2分野で、公共資産全体 の8割以上を占めており、多くの税金や補助金などがこの分野に投入さ れていることが分かります。
○地方債(借金)の額は、近年の財政健全化への取組みにより年々減 少しています。このことは、将来世代への負担が徐々に減少しているこ とを意味しています。
○その一方で、財政健全化への取組みにより公共事業への投資を抑 制してきた結果、有形固定資産減価償却率は年々悪化しています。こ のことは、北上市が保有する公共資産の老朽化が進行していることを 示すものであり、インフラ資産マネジメントを積極的に推進していく必要 があります。
九年橋 上野中学校
展勝地レストハウス 市役所本庁舎
清掃事業所
大通り保育園
防災備蓄倉庫
バランスシートからわかること
その他一般財源
【 有形固定資産減価償却率の経年比較】
うら 期末純資産残高
1,187億円 期首純資産残高
1,186億円
経常行政コスト
△322億円
経常収益
+18億円
財源調達等
+305億円
財務書類からわかる数値や比率をほかの市町村と比較することにより、北上市の財政状況がどの程度の水 準にあるかどうかを分析することができます。
※ ここでは、平成26年度財務書類を公開している都市間の比較を行っています。
おもて面で取り上げた有形固定資産減価償却 率(平成26年度末時点)について、岩手県内の 他都市と比較すると、他都市に比べても北上市 の公共施設などの老朽化が進行していることが 分かります。
○有形固定資産減価償却率(資産老朽化比率)
建物や機械器具などの資産(償却資産といいます)は、取得した瞬間から老朽化が始まっています。この 老朽化の進み具合を数字で示したものが有形固定資産減価償却率です。資産の種類ごとに決められた、 利用に耐えうるとされる年数(耐用年数といいます)に比べて、どの程度経過しているかが分かります。この 指標の平均的な値は35~50%とされています。
○資産評価差額
北上市においては固定資産台帳が整備されており、それぞれの資産の再調達価額(その資産を再び調 達するために必要となる額)で貸借対照表の資産の部に計上されています。ほとんどの場合、取得価額(そ の資産を取得するために実際に費やした額)と開きがあるため、再調達価額と取得価額との差額が資産評 価差額に計上されています。
○その他一般財源
本来、翌年度以降自由に使える財源のことをいいますが、この値は北上市のみではなく多くの自治体でマ イナスになっています。これは、財産を取得するためではない借金(赤字地方債)などが存在し、それらの返 済に対する備えが蓄えられていないためです。
ただし、上記の借金のうち臨時財政対策債は、本来地方交付税として国から支払われる額について、国 の財政状況が厳しいことから臨時的に市が借金しているものであり、返済の財源は翌年度以降の地方交 付税で措置されることになっています。
用語解説
1年間の行政コスト・純資産変動の状況
地方税・交付金などの金 額
行政サービスを提供す るにあたり、かかったコ ストの額
使用料・手数料などの 受益者負担の額
行政コストの主な内訳をみることにより、北上市がソフト面においてど のような分野に注力しているのかが分かります。平成27年度における 主な行政コストは、「福祉」分野における扶助費等の社会保障給付や
「教育」分野における物件費などであり、高齢者福祉や子育て支援、学 校教育の充実などの事業を重点的に進めていることが分かります。
県内他都市との比較
地方債の残高を人口で割ると、住民一人当たりの 地方債残高が分かります。平成26年度末の住民一 人当たり地方債残高を比較すると、将来世代への 負担は岩手県内都市では少ない方に位置している ことが分かります。
さらに詳細な情報をお知りになりたい場合は、「平成27年度北上市の財政状況」をご覧ください。
(北上市役所ホームページ:http://www.city.kitakami.iwate.jp/docs/2017030300015/)
問い合わせ : 財政課財政係 ☎0197-72-8249(直通) E-mail : [email protected]
【 有形固定資産減価償却率の県内都市間比較( H2 6 ) 】 【 住民一人当たり地方債残高の都市間比較( H 2 6 ) 】